ファミリー層を中心に大にぎわい!
「2023アクアリウムフェア」が2023年9月9~10日、東京・二子玉川ライズ ガレリアで開催されました。このフェアは入場無料で、週末開催ということもあり、ファミリー層を中心にたくさんの来場者でにぎわっていました。会場では、工夫をこらしたレイアウト水槽、美しい熱帯魚、迫力ある錦鯉、多摩川で採集された淡水魚、バラエティ豊かな金魚やメダカなどが展示され、それらを熱心にのぞきこむ人たちの姿が各所でみられました。
写真:地元・多摩川の淡水魚、伝統の金魚などを展示した水槽がずらりと並ぶ
写真:熱帯魚の王様・ディスカスをはじめ美しい熱帯魚が大集合
体験型コーナーとして、金魚・メダカすくい、釣り堀が企画され、たくさん子どもたちが1尾でも多くの魚をゲットしようと挑戦していました。そこですくった魚は自宅に持ち帰れましたが、水槽や餌など飼育に必要なグッズは会場内で専門家のアドバイスを受けながら購入できるようになっていました。
写真:大人気の金魚すくいコーナー
自治体や小売店のブースも設置され、2022年末にわが国の輸出重点品目に加わった錦鯉の展示や紹介などが行われていました。その他、メダカやショーベタといった飼育が比較的容易な魚や、いきものをモチーフにした小物の販売ブースなども常に人だかりができていました。また、用品メーカーのブースでは最新器具の紹介に加え、水槽レイアウト教室なども開かれ、ビギナーも楽しめるイベントが盛りだくさんでした。
写真:国魚・錦鯉を間近で観察
写真:生体や用品を求める人で大にぎわいの販売ブース
写真:用品メーカーブースで行われていた水槽レイアウト教室
主催者の日本観賞魚振興事業協同組合の吉田俊一理事長は「このフェアをきっかけに、いきものにふれ、観賞魚を飼育する楽しさをたくさんの人に知ってほしい」と、開催の趣旨を述べていました。同フェアは2016年から二子玉川で1年に1回、8月下旬~9月初旬に開催されてきました。コロナ禍により中止を余儀なくされた時期はあったものの、2022年より再開し、今回の開催に至ったとのことです。
写真:「このフェアをきっかけに観賞魚飼育の楽しさを知ってほしい」と日本観賞魚振興事業協同組合の吉田俊一理事長(右)と増田利明事務局長(左)