6月の救援要請は343件で、1月の約18倍
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は、2023年6月の1カ月間に発生した「猫が車に入り込んだことによるトラブル」の救援要請件数を発表しました。
それによると、猫に関連した救援要請は全国で343件あったとのこと。JAFでは、猫の侵入トラブル防止の啓発活動として、1月と6月の救援要請件数を公表していますが、同年1月の19件に対し、約18倍に上っています。その要因として、6月は春生まれの子猫が活発に動き始める時期であることや梅雨の影響などが推測されます。
JAFでは、猫の侵入に気づかずエンジンをかけてしまう事故を防ぐために「乗車の前にボンネットなどエンジンルーム付近をやさしくたたく(猫ばんばん)」「エンジンをかける前に数秒間静止して、猫の気配がないかを確認する」ことを呼びかけています。
図:「猫ばんばん」の手順(JAF作成)
なお、猫以外の動物に関しては、ヘビ10件、鳥2件、ヤモリ1件の要請があったとのことです。特に多い件数ではありませんが、それら動物を守るために、ドライバーは頭に入れておいたほうがよさそうです。
※同団体ニュースリリースをもとに編集部まとめ。