「猫が車に入り込んだトラブル」12月の件数発表(JAF)

12月の救援要請は24件! 雨の日は音が聞こえづらいので要注意

日本自動車連盟(JAF)は、2023年12月の1カ月間に発生した「猫が車に入り込んだことによるトラブル」の救援要請件数を発表しました。

それによると、猫に関連した救援要請は全国で24件あったとのこと。現地の天気が晴れであった場合には半数以上がエンジン始動前に気づいて救援要請していたのに対し、降雨もしくは降雨後の約3分の2はエンジン始動後の救援要請となりました。雨の日は猫が動く音や気配に気づきにくいため、いっそうの注意が必要です。

JAFでは、猫の侵入に気づかずエンジンをかけてしまう事故を防ぐために「乗車の前にボンネットなどエンジンルーム付近をやさしくたたく(猫ばんばん)」「エンジンをかける前に数秒間静止して、猫の気配がないかを確認する」ことを呼びかけています。

図:「猫ばんばん」の手順(JAF制作)

なお、ボンネットを叩くいわゆる「猫ばんばん」は、有効ですが万能ではありません。叩いて出てくるかは個体差があります。JAFによると、叩いたあとに猫の声や気配を感じた場合はボンネットを開け、中まで確認することが必要であると説明しています。

※同社ニュースリリースをもとに編集部まとめ。