Beautiful World:日本の水族館【第1回】
サンシャイン水族館

こんにちは、フォトグラファーのあきです。小さい頃から海の生きものが大好きで、普段は水族館で写真を撮ったり、海に潜って水中撮影を行っています。また、ジャンルは異なりますが、時にはアーティストの音楽ライブも撮影しています。

2023年8月よりこの「いきもののわ」で、[日本で出会ったイルカとクジラ](日本で出会ったイルカとクジラ【第1回】御蔵島での野生イルカとの出会い その1 – いきもののわ (midori-ikimono.com))と題した連載を始めていますが、それとは別にこの[Beautiful World:日本の水族館]では、私が日本各地の水族園で撮影した生きものや空間についてお届けしますので、お付き合いのほどよろしくお願いします。

天空のペンギン

第1回は「サンシャイン水族館」。東京都・池袋のサンシャインシティ内にある都市型水族館です。私が撮影した『幻想的な水族館の世界カレンダー2024』(緑書房)にも、この水族館で撮った写真が使用されているのでチェックしてみてください!

この水族館は「空飛ぶペンギン」が見られる場所として、多くの人に認知されています。池袋の商業施設内というロケーションの良さと、春夏は21時頃まで営業している便利さなどから、家族からカップルまで年齢を問わず多くの人に愛されている水族館です。

サンシャイン水族館には、約50羽のケープペンギンが暮らしており、「天空のペンギン」と「草原のペンギン」の2箇所で、水中・地上両方での生態を観察することができます。

そして私がサンシャイン水族館の中で一番好きな水槽が「天空のペンギン」です。

ペンギンは空を飛べない鳥ですが、ビルの屋上に設置した水槽の壁を透明なアクリルにすることで、この世界では空を飛んでいるように見えますし、そのアイディアが面白くて大好きです。下から見上げれば青空を飛ぶペンギン。横からは、ビルの谷間を飛ぶペンギンが見られます。

そんなペンギンの姿が見られるのも、都会の水族館ならではの演出ですし、大のお気に入りです。
また、この水槽には穴があるのですが、まれに穴に顔を突っ込んで泳ぎ続けているペンギンを見かけることがあります。

飼育員さんに尋ねて分かったのですが、この穴からは水流が出ていて、それが楽しいのか、穴に向かって泳ぎ続けているのだとか。サンシャイン水族館に行ったら、チェックしてみてくださいね!

草原のペンギン

野生の彼らはアフリカ大陸に生息しており、トンネルを掘ってそこを巣にして生活しています。この展示スペースではそれが再現されていて、巣穴で休むペンギンや、小さなプールで水浴びをするペンギンを観察することができます。

海月空感

2020年7月にopenしたサンシャイン水族館の海月(くらげ)エリア。
ここはカラフルなライティングではなく、薄暗いパノラマ水槽に白のスポットライトが何か所かに配置されていて、海月本来の色やシンプルな美しさを楽しめる展示になっています。

水槽の後部にはソファがあるので、ゆったりとしたBGMを聴きながら、海月がたゆたう姿を眺めることができます。

海月の拍動といいますか、ゆらゆらと漂う姿を見ることは癒し(リラックス)効果があるようです。

何も考えずボーッと眺めにくるのもいいかもしれませんね!

サンシャインラグーン

サンシャイン水族館の大水槽にあたる「サンシャインラグーン」は南国の浅い海をイメージして作られており、白い砂地の空間をさまざまな魚が泳いでいます。

この写真はエイが餌を食べている最中で、他の魚がおこぼれを狙ってついて行っているシーンなのですが、エイが他の魚を引き連れて泳いでいるかのようですね!

大水槽をゆったりと泳ぐナポレオンフィッシュ

「ナポレオンフィッシュ」という名前は、こぶ状に突き出した前頭部が偉人・ナポレオン愛用の帽子に似ていることから名付けられたそうですが、和名はメガネモチノウオ。急に可愛らしくなりましたね(笑)。

特徴的なコブも目を引きますが、何よりも顔を埋め尽くす迷路みたいな模様がすごいですよね。見つけるたびに迷路の端から端まで行けるかチャレンジするのですが、失敗に終わります。水族館で見かけたら、ぜひやってみてください。

トラフザメと戯れる飼育員さん

時間は不定期ですが、1日に数回程度、飼育員さんが水槽の中を泳いで、掃除したり、生きものの健康状態などをチェックします。

その際にトラフザメも抱きかかえられて一緒に泳ぐのですが、完全にリラックスしきってます(笑)。
魚はストレスを感じると、エラの動きが早くなったり、暴れたりするのですが、この子はそんな素振りもなく、されるがままでした。これはトラフザメと飼育員さんの信頼関係によるものだと思いますが、見ていてとても癒されるので、チャンスがあればぜひチェックしてみてください。

・サンシャイン水族館 ウェブサイト
https://sunshinecity.jp/aquarium/

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【文・写真】
あき
1996年大阪府生まれ、東京都在住。水族館や水中、音楽ライブの撮影のほか、雑誌、Webメディアへの寄稿などを行う。2017年、水族館の生きものを綺麗に撮影したいと思い、写真を始める。2023年、国際フォトコンテスト8TH 35AWARDS「UNDERWATER PHOTOGRAPHY」で100Best photo選出、Top35 photographers選出。『幻想的な水族館の世界カレンダー2024』(緑書房)が2023年9月25日に発売。
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