愛犬・愛猫のシニア期の健康管理が気がかりな飼い主さんも多いのではないでしょうか。そんな心配を抱えた飼い主さんに、健康管理に取り入れていることをお聞きしました。
いまは元気だけれど、シニア期って不安がたくさん…
今回インタビューを受けてくれたのは、7歳の男の子「ハーヴィー」くん、「エディ」くんとウィーデンさんご家族です。
健康診断や日々の歯みがきチェックなど、気になることがあれば動物病院に相談をしているというウィーデンさん。それでも、これからシニア期を迎える2頭の健康に不安と心配があったといいます。
そんなウィーデンさんが出会ったのが、ペット用5-ALA配合サプリメントの『WIZALA』でした。
もともと家族で5-ALA配合サプリメントを愛用していたこともあり、ペット用の発売を知って、ハーヴィーとエディにも与えはじめたそうです。
食べるのが大好きなハーヴィーに比べて、食べ物の変化に敏感なエディは気に入るかが心配だったそう。錠剤などは嫌がって残してしまうそうですが、カツオ風味とパウダータイプの『WIZALA』は、フードにふりかけて与えるとよろこんで食べるといいます。
■犬として幸せな生活を送ってほしい
美味しくサプリメントを摂り始めたハーヴィーとエディですが、はしゃいで遊ぶ時間が最近、長くなったといいます。年齢とともに寝ている時間が長くなってきたという2頭ですが、『WIZALA』を与えはじめてからは、ウィーデンさんに「あそんで!」とオモチャで誘ってくれることも増えてきたそう。はしゃぐ姿も若々しく、明るくなったと嬉しそうに語ってくれました。
実は5歳の時に歯周病で抜歯をしたことがあったというハーヴィー。その際に、「もっと早く気付いてあげればよかった。歯みがきを徹底してあげればよかった」と後悔をしたというウィーデンさん。病気になってしまう前に、できる「予防」として『WIZALA』を与えていきたいと語ってくれました。
シニア期の健康管理のポイントを獣医さんに聞きました!
それでは、シニア期の健康管理のポイントとして、飼い主はどのようなことに留意すればよいのでしょうか。そのポイントを、犬・猫の腫瘍を専門とする杉山大樹先生(ファミリー動物病院)にお聞きしました。
【杉山先生からのアドバイス】
■家庭でのふれあいが大切
シニア期を迎えるワンちゃん、ネコちゃんにとって、いちばん大切なことは「家庭でできる健康診断」です。飼い主さんが違和感を持つような症状がある場合には、すでに病気が進行してしまっており、手遅れになってしまうことも多くあります。それを避けるためには、日々の「視診・触診」を飼い主さんが自ら行うことが大切です。
家庭での日々のふれあいの中で、若いうちから耳や鼻、手足などをくまなく触ってあげることが重要です。それによって、しこりやケガなどの違和感に気付きやすくなります。そのためには、日常的なコミュニケーションの一環として、小さいころから身体に触ることに慣れさせることが大切です。
■健康診断と定期健診
シニア期に差しかかるタイミングで、定期的な健康診断を行うことも重要です。
健康診断とは、健康な子に対して「超音波検査、レントゲン検査、血液検査」を中心とした検査を行うことで、7~8歳までは年に1回、それ以上の高齢の子には、年に2回程度の健康診断をおすすめしています。
定期健診は病気を持っている子、既往歴のある子に行う検査です。例えば、尿石症のある猫には2~3か月ごとに超音波検査を行って、状況を確認します。
健康診断は病気を探す検査、定期検診は病気の進行を確認する検査になります。
■一緒に過ごせる時間は意外と短い
病気の進行がはやい場合には、発見されたタイミングで余命が1か月ということもあります。家族と過ごせる時間は思っているよりも短いかもしれません。愛犬・愛猫との1日を大事に過ごすこと、その子と過ごせる貴重な時間を飼い主さんが作ってあげることを心がけてください。
【取材・文】
いきもののわ編集部
【プロフィール】
ウィーデン沙羅さん
ハーヴィー:好奇心旺盛で天真爛漫、食いしん坊なわんこ
エディ:ちょっと臆病で甘えん坊、食事にこだわるグルメなわんこ
【プロフィール】
杉山大樹先生
ファミリー動物病院(千葉市) 院長
麻布大学獣医学部獣医学科卒業
・麻布大学で附属動物病院腫瘍科主任研修医、特任教員(一般外科、腫瘍科等)などを担当
・日本獣医がん学会副会長、同認定委員会副委員長
・獣医腫瘍科Ⅰ種認定医
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