「山脇有尾類研究所」山脇学園中学校・高等学校に開設

中高一貫校に有尾類の研究所

有尾類※に特化した研究機関である山脇有尾類研究所が、2023年9月に山脇学園中学校・高等学校に開設されました。

山脇有尾類研究所ではおもな取り組みとして、有尾類を対象にした生命科学分野の研究と、生徒たちが造成する「両生類が生息できるビオトープ」での自然観察および調査研究を掲げています。

そのほか、生徒たちの科学研究をサポートするために、関係機関の研究者による講演や、交流イベント、環境学習の教育プログラムの提供なども構想しています。

取り組みの一環として山脇有尾類研究所など各研究所の協力のもと、11月にオンライン研究発表交流「第4回 高校生両生類サミット」が開かれ、他校の課題研究発表や研究者による講義が行われました。

当日視聴した人へのアンケート調査では「研究者になりたくなった。勉強しなくては」「同世代の発表を聞くことができたこと、私たちの研究について大学の先生方から意見をいただけたことは、大きな学びだった」などのコメントがあったほか、発表者へのアンケートでは「他校の発表を受けて刺激を受けた」に対する回答が「そう思う・とてもそう思う」あわせて100%となるなど、中学生・高校生への刺激となったことがうかがえました。

※有尾類は両生類の一種であり、サンショウウオやイモリのように、四肢があり、変態後も尾が消失しないで一生残り続ける仲間を指します。両生類は環境汚染に敏感なため「環境のカナリア」と呼ばれ、生息数の減少が環境問題への警鐘となっています。さらに、イモリは再生医療の研究対象として世界的に注目を集めています。

山脇学園中学校・高等学校
https://www.yamawaki.ed.jp/

高等学校の生物教室の活動を紹介している「ぼうぼうどりの生物教室」http://www.shigeharuakiyama.com/bio/2023/08/post-1808.html