健康寿命の延伸が大切と考える猫の飼い主さんが初の9割超(Team HOPEが実態調査)

検診受診率が年々上昇

2月22日は「猫の健康診断の日」

ペットの健康診断を推進する獣医師団体Team HOPEは、犬と猫の飼い主さん412名を対象に「ペットの健康管理に関する実態調査」を実施しました。この調査は2016年から毎年実施され、今回で8回目となります。
今回の調査では、猫に定期的健康診断を受診させる人の割合は39%と昨年から横ばいでしたが、調査を開始した8年前に比べると15%増加しています。

図:猫の健康診断受診率(猫 206頭を、一般社団法人ペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査の猫の年齢構成でウェイトバックし算出)

また「ペットの健康寿命を延ばすことが大切」と考えている猫の飼い主さんは、93%と過去最高となりました。

図:ペットの健康寿命を延ばすことについての考え(調査対象:猫の飼い主さん206人)

Team HOPEは健康診断受診の必要性を啓発するために「猫の健康診断の日」を2月22日に制定しています。賛同動物病院では、この日に合わせて、猫の健康診断を積極的に実施しています。

賛同病院の検索はこちら :https://www.teamhope.jp/approval

検診に関する主な調査結果

今回の調査では、猫の健康管理について他に次のことが明らかになりました。

猫の健康診断での病気・異常の発見率

健康診断で病気や異常が見つかった経験は猫全体で24%。7歳以上では30%、7歳未満では19%と、高齢になるほどリスクが高まりました。
猫は特に泌尿器の病気や異常が見つかることが多く、病気が見つかった場合の38%を占めているのが特徴です。

図:健康診断での病気・異常の発見率

健康診断を受けている猫が受診している項目

健康診断を受けている猫が受診している項目として、問診・視診・触診が約8~9割であり、聴診、血液検査は6割でした。泌尿器や消化器、内臓疾患の発見に役立つ尿検査・レントゲン・便検査は2~3割の受診にとどまりました。特に泌尿器の疾患が多い猫は、尿検査の受診を増やすことが今後の課題です。
問診・視診・触診・聴診・血液検査・尿検査・レントゲン検査の7項目は、大切なペットの全身の健康状態を正しく把握するためにぜひ受診してほしい項目であるとTeam HOPEはすすめています。

図:健診項目

尿検査・レントゲン検査を受診しない理由

猫の、尿検査・レントゲン検査を受診しない理由は「獣医師からの勧めがなかったから」が58%、「この検査内容で十分と思ったので」が21%、「健康診断のコースに含まれていないので」「検査項目が増えると費用がかかるので」が13%でした。

図:尿検査・レントゲン検査を受診しない理由

猫が定期的な健康診断を受診したきっかけ

猫が定期的な健康診断を受診したきっかけは、「健康診断はペットにとって大切と思っていたから」が53%と圧倒的に多く、次に「動物病院ですすめられて」33%が続きました。

図:定期的な健康診断受診のきっかけ(調査対象:定期健診受診者81人)

健康診断についての考え方

健康診断についての考え方で、「お金がかかってもペットの健康のために健康診断を受けさせたい」と考える猫の飼い主さんは45%で、2016年の33%より12ポイント増加しました。

図:健康診断に対する考え方

【調査概要】
・調査方法:インターネット調査
・詳細URL:https://teamhope-f.jp/content/files/report/2023report.pdf
・調査対象者:犬、猫のご家族412名(全国、20歳以上)
・実施期間 :2023年12月13~14日