書籍『進化のたまもの!どうぶつのタマタマ学』

緑書房は『進化のたまもの!どうぶつのタマタマ学』(著:丸山貴史、監修:成島悦雄)を発売中です。

動物たちのタマタマ事情と進化のふしぎ

この本は、タマタマ(精巣、睾丸、金玉などとも呼ばれる精子や雄性ホルモンをつくる臓器)を中心とした動物の生殖器についてのさまざまな話題を紹介。陸の動物、海の動物、空飛ぶ動物……約100種の動物たちのタマタマ事情を通じて、生殖と進化のおもしろさに迫る一冊です。

写真:タマタマのグラビアページ

なぜ生殖器は進化のスピードが速いの?
タヌキのタマタマって本当に大きいの?
セミクジラのタマタマはなんと972kg!
ウニやヒトデのタマタマってどの部分?
どの動物のタマタマがおいしい?

などなど、子どもからおとなまでみんなが気になるタマタマのふしぎを平易かつユーモアあふれる文章で幅広く考察しています。
著者は図鑑制作者の丸山貴史さん、監修者は元・井の頭自然文化園園長の成島悦雄さんです。

写真:なぜかマタマタも登場

写真:ごちそうとしてのタマタマも紹介

【主要目次】
第1章 タマタマの基礎知識
1.タマタマとはなにか?
2.タマタマの機能
第2章 陰嚢の謎
1.陰嚢のある哺乳類
2.陰嚢の役割
3.鳥のタマタマ
第3章 タマタマを切ろう
1.動物の去勢
2.ヒトの去勢
第4章 食べものとしてのタマタマ
1.海の動物のタマタマ
2.陸の動物のタマタマ
第5章 タマタマの雑学
1.タマタマの大きさくらべ
2.いろいろな動物のタマタマ

【著者】
丸山貴史(まるやま・たかし)
図鑑制作者。ネイチャー・プロ編集室勤務を経て、ネゲブ砂漠にてハイラックスの調査に従事。現在は株式会社アードバーク代表取締役として図鑑の制作を行っている。主な作品に、『わけあって絶滅しました。』(執筆/ダイヤモンド社)、『ざんねんないきもの事典』(執筆/高橋書店)、『つがい動物図鑑』(執筆/かんき出版)、『いまさら恐竜入門』(執筆/西東社)、『生まれたときからせつない動物図鑑』(監訳/ダイヤモンド社)、『世界珍獣図鑑』(編集/人類文化社)、『コウモリ観察ブック』(編集/人類文化社)などがある。
YouTubeチャンネル「わけあって ざんねんな いきものの話」

【監修者】
成島悦雄(なるしま・えつお)
獣医師。東京農工大学農学部獣医学科を卒業後、上野動物園、多摩動物公園の動物病院に勤務。2010年から2015年まで井の頭自然文化園園長を務める。その他、公益社団法人日本動物園水族館協会専務理事、日本獣医生命科学大学客員教授、日本野生動物医学会評議員など歴任。著書に『ヤバいけどおいしい!? せいぶつ図鑑』(監修/世界文化社)、『アスリートな動物図鑑』(監修/ナツメ社)、『これだけは知っておきたい どうぶつ図鑑』(監修/パイインターナショナル)、『日本の生きもの図鑑』(監修/池田書店)、『どうぶつカード』(監修/永岡書店)、『図鑑NEO[新版]動物 DVDつき』(共監修/小学館)、『珍獣図鑑』(執筆/ハッピーオウル社)、『動物園学入門』(共編著/朝倉書店)など。

※略歴は出版時の情報です。

【本書概要】
・書名:進化のたまもの!どうぶつのタマタ学
・著者:丸山貴史
・監修者:成島悦雄
・発行:緑書房
・体裁:四六判168頁
・価格:1,925円(本体1,750円)
・ISBN978-4-89531-783-2

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