クラウドファンディング『入院中の子どもたちを笑顔に! 本の力で広げるファシリティドッグの未来』開始(シャイン・オン!キッズ)

病気とたたかう子どもたちに寄り添う「ファシリティドッグ」を、一人でも多くの方に知ってもらいたい

シャイン・オン!キッズは、ファシリティドッグ*の存在をより多くの人に知ってもらい、より多くの入院中の子どもへ支援を拡大する目的で、2024年11月22日からクラウドファンディングを開始しました。
日本のこども病院で活躍するファシリティドッグは現在4頭しかおらず、その活動は主に病院内で入院中の子どもたちのために行っているので、多くの人に直接活動を見てもらうことが難しい現状とのこと。

日本で活躍するファシリティドッグとそのハンドラーたち(2024年11月現在)
病院で子どもに寄り添うファシリティドッグ「タイ」(静岡県立こども病院)
病院で子どもに寄り添うファシリティドッグ「アイビー」(東京都立小児総合医療センター)

そこで、本クラウドファンディング支援者には、シャイン・オン!キッズが協働するハワイの補助犬育成団体「アシスタンス・ドッグス・オブ・ハワイ」の創設者、モーリーン・マウラー氏が、ファシリティドッグや介助犬の育成を通して目の当たりにした、奇跡の数々をつづった書籍『ワンダードッグ  人に寄り添う犬たち』を用意し、この本を通してより多くの人に「ファシリティドッグ」について知ってもらいたいと考えているそうです。**

書籍『ワンダードッグ  人に寄り添う犬たち』

本書はアメリカで出版された『WonderDogs』(原題)の日本語翻訳版で、著者であるモーリーン・マウラー氏が、犬の持つ力を信じ、助けが必要な誰かのためにとNPO法人を立ち上げ、数々のファシリティドッグや介助犬を送り出してきた軌跡が描かれています。また、日本語版ではオリジナルコンテンツを収録し、日本初のファシリティドッグとして多くの子どもたちに寄り添った「ベイリー」へ、当時の関係者から感謝の言葉や提供された写真なども掲載しています。

『ワンダードッグ 人に寄り添う犬たち』(モーリーン・マウラー著、特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズ監訳、2024年12月24日発売、緑書房)。カバーを飾るのは日本初のファシリティドッグ「ベイリー」

*ファシリティドッグ:ある特定の施設で活動するために、専門的なトレーニングを受けた犬。
**寄付コースによっては返礼品に書籍が含まれていないものもあり。

クラウドファンディングの詳細に関しては下記URLを確認。

「入院中の子どもたちを笑顔に!本の力で広げるファシリティドッグの未来」
https://readyfor.jp/projects/facilitydog7

特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズ
https://ja.sokids.org/

※同法人ニュースリリースをもとに編集部まとめ。