フォトエッセイ猫とのほほん日和【第18回】新年あけましておめでとうございます。なんでも初になりますが……。

こんにちは。
驚いたことに気がつけば2025年ですね。
今年は大阪で万博も開催されますね。
2025といえば、20(ニャオ)25(ニャンコ)ということで、猫にとっても良い年になること間違いなし!
今年もよろしくお願いいたします。

今回は、2025年最初の島巡りに行ってきました。
久しぶりの猫との再会にワクワクしながら、日の出前に起き、電車に乗って島に向かいます。

幸い良い天気です。
島へ向かう船は普段は空いているのですが、正月ということもあり、帰省や観光で島を訪れる人でしょうか? 結構賑やかでした。

さあ、到着しました。気持ち良い青空と澄んだ冷たい空気がいいですね。
思わず手を挙げて「立ち猫ポーズ」をしてしまいました。
周りから見ると、なんだ!? と思うかもしれませんが、青空を前に、凄く爽快に感じます。

絵文字にするとこんな感じです→\(^o^)/

年の初めなので、「初猫島」、「初猫触り」となります。
要するに、何でも初めてになる訳で、キリがない。

駐輪場で自転車をレンタルして、坂道を登ったり、島の風景を眺めたりしながら普段見られない景色を見て、いつもと違う別世界に身を置くと、気持ちもゆったりしてきます。身体や心にも良さそうですね。

読者の方にも、一緒に旅をしているように感じていただけたら、こちらも嬉しいです。
さあて、第一村人(猫)を探しましょう!!
どこにいるかなあ、とキョロキョロしていると、立派な門松があります。
おあつらえ向きに猫も居ます。にゃんとありがたいことですね。
なんだか、よそ見しています。まるで、他猫と待ち合わせしているようですね。

こっちを向いてくれないかなー??

なんだか、ある意味駆け引きが始まっています(笑)
待つ事5分……。

やっと正面を向いてくれました。ありがとうございます。
門松と猫は、やはりお似合いです。
そして、この黒白の猫は侍を思わせます。日本の猫! 侍! いかんいかん、勝手にわたくしの妄想が……。
タイトルは、2025年侍猫と共に……かな、うん、バッチリ、などと考えながら、そんな風に猫たちに構っていたら、今年初の猫からのご挨拶を右手に頂きました。
ご挨拶もギリギリでよかったです。焦笑

そんなこんなで、今年もよろしくお願いいたします。
皆様にとって良い方向に向かう年でありますように。猫を通じてポジティブでハッピーになれますように。
そんなことを願う年の初めです。

【文・写真】
山本正義(やまもと・まさよし)
大阪在住の猫写真家。猫が立ち上がる瞬間をとらえた「立ち猫」写真でブレーク。ちょっぴり力の抜けた「脱力猫」、凄い勢いの「猫来る」、気の抜けた感じの「舌猫(ぺろにゃん)」、猫が集団で行進する「ずんずんずん」など、愛らしい猫たちをとらえた写真とユニークなワードセンスがSNSなどで注目を集めている。写真展、メディア出演、講演などで各地を飛び回る日々。写真集に『立ち猫』(ナツメ社)。
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