病院で患者さんに寄り添う犬「ファシリティドッグ」のファンドレイジングイベント

ファンドレイジングイベントに多くの支援者が集まる

病院で前向きに治療に専念できるよう、患者さんに寄り添ってくれる犬・ファシリティドッグを応援するイベント「イブ二ング・オブ・インスピレーションwithシャイン・オン!キッズ」が2023年11月9日、東京・港区の八芳園で開催されました。このイベントは、特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズの活動の一環である「ファシリティドッグ*・プログラム」を応援する支援者が集うファンドレイジングイベントで、闘病中にファシリティドッグと触れ合った経験を持つ子どもたちやそのご家族との交流が行われました。

会場内に設けられたファシリティドッグのグッズ販売スペースでは、小児がんなどの重い病気を経験した子どもたちが企画・作成したグッズが販売され、多くの人たちが熱心に見入っていました。

写真:今も闘病中の子どもが一枚一枚手描きしたバッグ

写真:闘病経験のある子どもが企画したグッズ

メイン会場では闘病経験のある子どものスピーチやパフォーマンスが行われ、ファシリティドッグがいてくれたことでつらい治療も乗り越えられたと、力強いメッセージが語られました。また、ファシリティドッグ候補犬であるトミーとミコもお披露目され、会場は大いに盛り上がりました。そのほか、ライブオークションなども行われ、盛況のうちに会はお開きとなりました。

写真:会場には多くの支援者が詰めかけた

写真:ファシリティドッグ候補犬トミー(左)とミコ(右)

*ファシリティドッグとは、専門的なトレーニングをつんだ犬のことです。病院など毎日同じ施設に勤務し、その施設のスタッフとして扱われ、患者との交流などを行っています。

特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズ
https://ja.sokids.org/