特徴的な耳を持ち、おとぎ話や昔話にもたびたび登場する、ペットとしても人気のウサギ。犬や猫と比べて専門の動物病院が少なく、ウサギの健康について困った経験がある飼い主さんも多いのではないでしょうか?
今回は、ウサギ専門の動物病院である「ウサギの病院」が併設されている水前寺公園ペットクリニック(熊本県熊本市)の中田至郎院長に、ウサギの健康と食事について伺いました。

ウサギの専門医がおすすめできるフードとは
―飼い主さんから寄せられるウサギの悩み事は何でしょうか?

よく相談されるものとして、フードを食べてくれないことやうっ滞、胃拡張など、食事との関連性が高い内容が多いです。
―ウサギの食事管理は難しいのでしょうか?

犬や猫と違い、草食動物であることが難しさの一因になっています。獣医学部でウサギを含めたエキゾチックアニマルの治療の勉強をする機会が少ないので、すべての獣医師がウサギの治療や食事指導をできるわけではないのが現状です。
―中田先生はウサギの食事指導もされると伺いましました。具体的にはどのような指導を行うのでしょうか?

基本的には、何を食べさせるべきで何を食べさせてはいけないのかの指導を行います。
それから、ウサギの基本的な食事となる牧草・ペレットの必要性や量、質についても伝えています。

―牧草とペレットの役割について教えていただけますか?

ウサギの歯は「常生歯(じょうせいし)」といい、一生伸び続けます。通常は、上下の歯のこすれ合いによって摩耗され、適切な長さに維持されます。
牧草の咀嚼は、特に臼歯の摩耗を促して不正咬合の予防にもいいとされています。
一方で、牧草だけでは安定した栄養供給は難しいので、ペレットなどのフードで補完する必要があります。

―「フードを食べてくれない」という相談が多いそうですが、飽きさせないために数種類与えたほうが良いのでしょうか?

ウサギには、気に入ったものを食べ続ける習性があります。一度主食と決めたものや継続して食べているものを途中で変えることは難しく、テクニックと根気を要します。
つまり、ごはんを食べない原因は飽きではなく、どこか体調が悪いと考えられます。
このようなウサギの生態を踏まえると、いかに早い段階で質のいいフードにめぐり合わせてあげられるかがポイントです。
―ウサギの食事管理がとてもデリケートだということがわかりました。中田先生は普段どのようなフードをおすすめしていますか?

私は、「コンフィデンスプレミアム」(販売者:日本ペットフード株式会社)をおすすめしています。


これまで数多くの製品を試してきましたが、コンフィデンスプレミアムを使用しているときに一番ウサギの体調が安定しているように感じました。
データとして肝臓値の増減が少なく、良い状態の便が続く印象です。具合が悪くなることが少なく感じたので、安心しておすすめできます。
―飼い主さんとしては、健康に食べ続けてくれると安心できますね。

コンフィデンスプレミアムは、動物病院限定で販売をしているので、購入をする際に獣医師の食事指導を受けられることもプラスになりますね。

必要なのは地道な予防医療
―与えるフードによって「太る」「痩せる」ということも聞きますが、コンフィデンスプレミアムが及ぼす体型への影響はありますか?

特定の製品を食べるから太る、痩せるということはありません。食べ過ぎたら太りますし、食べなければ痩せます。
―どのくらいあげたらいいか迷う飼い主さんも多いと聞きます。

私の病院の食事指導では、レントゲンやエコーなどで健康状態をしっかりと調べて、グラム単位で量を指定するようにしています。個体ごとに合わせた調整が必要だと考えています。

―犬や猫の健康診断は聞きますが、ウサギでも重要なのですね。

ウサギや他の小型哺乳類、牛などの家畜もそうですが、草食動物は予防医療が全てで、いかに健康な状態を維持してあげられるかが大切です。
私の病院ではウサギの健康診断を多く実施しているので、14~15歳まで生きる子がほとんどです。
※ウサギの寿命は一般的に8~12歳といわれていますが、飼育環境や個体差によって異なります

―長生きな子が多いのですね!

それだけ健康診断と食事指導が健康寿命に関わっているということです。
先ほども言いましたが、コンフィデンスプレミアムの強みは、動物病院限定販売なので獣医師から食事指導を受けられるというところと、体調の安定性です。これは大きな違いだと思いますよ。
―教えていただきありがとうございました。ウサギの飼い主さんやこの記事の読者にメッセージをお願いします。

正しい知識というのは地味で目新しいものではないかもしれません。それでも、基本的なことをコツコツ積み上げることが長生きの秘訣です。
健康診断などで、ウサギの今の状態をしっかりと把握してあげてください。人間でも、ハンバーガーやソフトクリームなどは、決められた範囲で食べれば不健康にはなりません。ウサギが健康でいられる範囲を飼い主さんが考えられるようになれば、今よりもっと楽しく健康に暮らせるようになると思います。
コンフィデンス/コンフィデンスプレミアムのここがすごい!
中田先生がおすすめするコンフィデンスプレミアムは、「コンフィデンス」と共にコンフィデンスシリーズの一つとして動物病院限定で販売されています。この二つの製品について紹介します!

共通するコンセプトと特徴
豊富な食物繊維
ウサギが健康で快適な生活を送るためには、適切な繊維の摂取が重要です。繊維は腸の蠕動運動を促し、消化管の働きを活発にします。
コンフィデンスシリーズは、繊維質にこだわって開発されているので、消化管の良好な状態の維持が期待できます。
低カロリー・低カルシウムながら、高い嗜好性を実現
コンフィデンスシリーズでは、嗜好性の強いアルファルファを使用しています。アルファルファなどのマメ科の牧草は、チモシーなどのイネ科の牧草に比べてカロリーやカルシウムが多く含まれます。しかし、フード全体で成分バランスをとることで低カロリー・低カルシウムを実現し、肥満や尿石症に配慮しています。
さらに、天然ハチミツを配合して嗜好性を高めています。
コンフィデンスプレミアムだけの特徴
コンフィデンスプレミアムは、安定化ビタミンCとプロポリスを配合した設計になっています。ペレットをサクサク食感の小粒にし、歯根にかかる負担を軽減することでウサギの歯のトラブルに配慮しています。さらに、吸水性を高めることで流動食としても適したフードになっています。

コンフィデンスプレミアムを試してみよう!
日本ペットフード株式会社では、コンフィデンスプレミアムの試供品を無料提供しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
※数量限定のため、無くなり次第終了になります。予めご了承ください
※コンフィデンスシリーズの購入をご希望の方は、動物病院へお問い合わせください
【協力】
中田至郎(なかた・しろう)
獣医師。博士(医学)。水前寺公園ペットクリニック(熊本県熊本市)院長。クリニック内にウサギ専門の動物病院である「ウサギの病院」を併設。ウサギ分野での学会発表や専門誌への寄稿など、獣医師に向けたウサギの診療技術向上活動もおこなっている。日本獣医エキゾチック動物学会(理事)、九州エキゾチック動物臨床研究会(会長)、日本獣医腎泌尿器学会(認定医)、日本獣医皮膚科学会、麻酔外科学会、熊本臨床獣医師研究会に所属。(一社)日本国際動物救命救急協会が正式認定するエキゾチックペットセーバーインストラクター(指導者認定)の資格を所有。
日本ペットフード株式会社
1960年創業。日本ではじめて国産のドッグフードを世に送り出す。すべてのペットに、「よろこびの毎日を過ごしてほしい」と願いを込めて昭和、平成、令和と一貫しておいしさと健康を追及し続けている。
ホームページ:https://www.npf.co.jp/
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