動物業界のお仕事:動物用医療機器メーカーのマーケティング(富士フイルムVETシステムズ)

「いきもののわ」6月の特集では、いろいろな「動物業界のお仕事」を紹介していきます!

今回は、動物用医療機器メーカーでマーケティングをしている栗原さんに、1日の業務や就職までの経緯、この仕事を目指す人へのアドバイスなどをお聞きしました!

写真:富士フイルムVETシステムズの栗原さん

私が担当しているおもな業務は、販促物の作成、学会やセミナーの運営、メールマガジンの配信、Webページの運用などです。

出社後は、お客様からのお問い合わせのチェックやメール対応などで、あっという間に午前中が過ぎてしまいます。午後は、販促物やメールマガジンなどの作成、社内外との打合せをします。

写真: 社内での打合せの様子

学会の準備やセミナーの打診のために外出をすることもあります。学会が開催される土日には、開催時間より前に会場に足を運び、思い描いた通りの展示ブースとなっているかを確認します。

現在は子育て中なので時短勤務をしており、16時で退社となります。日によって業務内容は異なりますが、上手くスケジュールを立てて、在宅勤務を行うこともあります。

写真:学会やセミナーの準備も大切な業務のひとつ

昨今はWeb上での情報発信が主流となっており、弊社でもWebサイトのコンテンツの充実を図っています。例えば、新しい検査項目が出るときには、どうすれば自社の商品がお客様の目に止まり、出検をしてもらえるのか、関連部署と売り出し方の戦略を立てながら形にしていきます。Webサイトに掲載した情報は、どのくらいの人が見たのかを数値で確認できるので、マーケティングに活かしています。

写真:動物医療のコラムが掲載されたページ

また、販促物のひとつである広報誌の作成は、アイデアをゼロから生み出して立案していくおもしろさがあります。販促物のインタビューのために獣医師の先生にお会いする際に、自分がかかわった販促物を知っていただいていると分かると、やりがいを感じます。

写真:販促物である広報誌づくりは企画立案のおもしろさがある

小さい頃から動物が好きで、いろいろな動物を飼ってきました。その一方で、デザインにも興味をもっていました。大学進学の際には、かなり迷った末に、デザイン系の学部へ進みました。大学では市場調査や企画について学んだため、「企画をする仕事に就きたい」と考えていました。しかし、動物とかかわる仕事も諦められず、大学のキャリア支援センターで「動物医療業界で企画にかかわる仕事」の求人をみつけ、就職しました。

マーケティングは多くの人とかかわる仕事なので、コミュニケーション能力が必要です。また、トレンドに敏感で情報収集が得意な方は、この仕事で力を活かせると思います。同業界や異なる業界の動向をチェックするなど、さまざまな観点から情報収集をして得た知見を、自分の仕事にも活用することができます。そして、「動物が好き」という気持ちがあると、さらなるモチベーションアップに繋がると思います。

栗原 花苗(くりはら・かなえ)
富士フイルムVETシステムズ株式会社 マーケットコミュニケーション推進グループ