動物業界のお仕事:ペットフードメーカーのマーケティング担当(日本ペットフード)

「いきもののわ」5月の特集では、いろいろな「動物にかかわるお仕事」を紹介していきます!

今回は、ペットフードメーカーでマーケティングを担当している上田さんに、1日の業務や就職までの経緯、この仕事を目指す人へのアドバイスなどをお聞きしました!

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日本ペットフードの上田さん

私は、SNS運用や販促物の作成、キャンペーンの企画・運営、展示会への参加など、主にマーケティング業務を担当しています。

1日のスタートは、メールチェックとSNSの反応を確認することから始めます。フォロワーさんからのコメントや反響に目を通しながら、進行中の施策の準備を進めていきます。
外部との打ち合わせを控えている日は、上司と相談しながら施策の方向性をすり合わせたり、資料作成に取り掛かったりと、企画を形にする時間を大切にしています。

お昼休みは、会社の先輩や後輩と外にランチに出かけたり、社内でお弁当を食べたりとその日の気分で決めています。仕事の話だけでなく、何気ない会話がリフレッシュにもなっています。

午後は、動画撮影やナレーション収録の立ち合いのために外出する日もあれば、施策実施に向けた打ち合わせや取引先とのオンライン商談を行う日などもあり、その時の状況によって業務内容は多岐にわたります。また、社内メンバーと共にイベントで配布するサンプルのセットアップ作業をするなど、デスクワーク以外の業務をすることもあります。

和気あいあいと仕事をしたり、SNSの投稿や施策準備に集中するために、終業時間までパソコンに向き合って黙々と作業をしたりと、日々変化する様々な業務に取り組んでいます。

展示会の朝礼にて今回の企画を説明する様子

仕事のやりがいを感じるのは、キャンペーン企画によってサイトへの流入数や応募数が目に見えて伸びたときや、SNSを通じてお客さまの喜びの声に触れられたときです。特にSNSは、投稿した内容に対して「いいね」やコメントなどの反応がダイレクトに届くため、お客さまとの距離の近さを感じられ、大きな励みになっています。

また、展示会などのイベントで、わんちゃんたちが当社商品の試食に夢中になる姿を間近で見たときに、「この仕事をしていてよかった」と心から感じます。大変なこともありますが、仕事のさまざまな場面で家族に愛されているペットたちの姿にふれる機会が多く、動物好きな私にとっては何よりの癒しであり、原動力になっています。

幼少期からペットがいつも身近にいたので、動物のいる暮らしは私にとって当たり前のものでした。そのため、就職活動を始めたときには自然と、「大好きな動物に関われる仕事がしたい」という気持ちがありました。

私には14年間一緒に過ごした相棒のような愛犬がいて、その子がごはんの時間になるといつも全身で喜びを表現してくれていたのが今でも印象に残っています。その姿を見て、「こんなにもわんちゃんを喜ばせられる商品を作れる仕事は素敵だな」と感じ、就職活動中はペットフード業界を中心に企業を探していました。
そんな中で出会ったのが当社でした。ほかにも選考を受けていた企業はありましたが、面接で感じた雰囲気の温かさや、社員の方々の人柄に強く惹かれ、直感的に「ここで働きたい」と思えたことが入社の決め手になりました。

14年一緒に過ごした愛犬ハナ

2018年に入社して営業企画部(現マーケティング部)に配属されて以来、当部署で経験を積んできました。世の中のトレンドは日々大きく変化しており、入社当時と比べても業務内容は年々変わってきたと実感しています。ここ数年で社内の規定も大きな変化を遂げ、時代の流れに合わせて服装の自由化やフレックス制度の導入、ペットのために使える休暇制度や扶養手当の支給など、社員やその家族に寄り添うさまざまな制度が整えられてきました。

さらに、当社は2026年に社会貢献活動「ビタワンスマイル活動」の一環として、静岡県動物愛護センター「しっぽのバトン」のネーミングライツを取得しました。私も中心メンバーの一人として、この活動を進めています。
今春の活動スタートに先んじて、昨年11月には一部エリアを「ビタワンふれあいエリア」と名付け、保護犬・保護猫たちが新しい家族と出会うきっかけとなる空間づくりに取り組みました。また、すでにわんちゃんと暮らしている方に向けて「暮らし方教室」への協賛やサンプル提供なども実施しています。

就職活動時から「世の中のペットたちを幸せにできる仕事がしたい」と思っていましたが、今年始まったこれらの取り組みは、その想いに直接つながるものだと感じており、非常に感慨深いです。

ビタワンふれあいエリア入口にて

ペットフードメーカーのマーケティング担当を目指すのであれば「本当に動物が好きか」「ペットとその飼い主の暮らしを想像できるか」を大切にしてほしいと思います。マーケティングは数字や分析だけではなく、飼い主の気持ちやペットの立場にどれだけ寄り添えるかが、企画や発信の質に直結すると思っています。そのためには、自分自身がペットと暮らした経験や、ペットを取り巻く社会課題・トレンドに日頃から関心を持つことが大きな強みになります。また、商品を「売る」視点だけではなく、「この商品がペットと人の生活をどう豊かにできるのか」を考え続けられる人は、この業界で長くやりがいを感じられると思います。

上田 麻理絵(うえだ・まりえ)
日本ペットフード株式会社 マーケティング部
ホームページ:https://www.npf.co.jp/

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