緑書房はこのたび、『世界の虫を食べてみたい 幻の「ミツツボアリ」と「素数ゼミ」を追い求めて』(著:吉田 誠)を発刊しました。
世界各地の食用昆虫を現地で実食、さらに養殖にもチャレンジ
日本ではまだまだ「ゲテモノ」というイメージが根強い昆虫食。しかし、世界のさまざまな国では、昆虫食が伝統ある文化として、あるいは人々の生活を支える産業として存在しています。
この本は、著者が体当たりで世界各地の食用昆虫を探し、捕り、食べ、さらには養殖を学んで実践した体験記。他では読めない旅行記・グルメ本として楽しめるだけでなく、昆虫の生態や、文化・産業・貿易など様々な観点からの解説も織り込み、昆虫食の入門書としても活用できる一冊です。
オーストラリアに生息する、お腹に蜜を貯めるアリ「ミツツボアリ」や、アメリカ大陸で十数年に一度の周期で地上に現れる「素数ゼミ」など、めったにお目にかかれない「レア昆虫」も登場。そのほかにも、五大陸のさまざまな国の昆虫食事情を知ることができます。


各章の冒頭では「昆虫食レポート」として、著者が実際に食用昆虫を食べて感じた味の特徴や、代表的な食べ方を紹介。また、巻末では、自分も昆虫食に挑戦したいという人に向けたアドバイスも収録しています。


著者の吉田 誠さんからのコメント
世界にはたくさんの食材があります。もちろん、昆虫も食材の一つです。なんと、世界では2,000種類を超える昆虫が食べられています。それらの昆虫を少しでも味わってみたい。そんな夢を叶えるべく、世界中を飛び回って数々の昆虫を食べてきました。
この本では、遠く南米のペルーやアフリカのザンビア、メキシコ、アメリカ、タイ、中国、オーストラリア、ラオスなど、数多くの国を巡っています。日本国内ではイナゴを代表とするいくつかの昆虫食を体験することはできますが、世界の食用昆虫を味わうには現地に行く以外に方法はありません。そんな「グルメ旅」を一冊にまとめたのがこの本です。日本語が通じない世界にツテを見つけて渡航し、現地の新鮮な虫を味わう旅を記録しました。昆虫食の最新データも盛り込み、単なる旅行本にとどまらない読み応えのある本になっていると思います。ぜひ地図を見ながら、そして味を想像しながら、読んでみてください。

■主要目次
第1章 昆虫食との出会い――「ゲテモノ」ではなく「産業」だった
1 卒論のテーマが見つからない!
2 虫を食べに、タイへ飛べ!?
3 タイには「コオロギ農家」がいた
4 実践、昆虫養殖! タイ100日生活
5 早起き必須 タイの食用昆虫巡り
6 衝撃の、カメムシ踊り食い体験
7 カンボジア・タランチュラの街
8 タガメ採集地帯とライトトラップ
9 虫食いサラリーマン誕生
第2章 ミツツボアリを食べたくて──幻の天然スイーツを求め、オーストラリアへ
1 魅惑のミツツボアリ
2 ミツツボアリが食べられる⁉ 降って湧いた朗報
3 初っ端から崩れる計画! 飛行機遅延で辿り着けない
4 90分睡眠と鉱山の街
5 いざ、ミツツボアリ採集へ
6 ハズレアリもいる?
7 寝起きのウィチティ・グラブと文明の利器
8 3Dプリンタを操るアボリジニ家族とグラブ味見
9 レッツ・ミツツボアリテイスティング!
10 後日談。そしてバズる投稿
第3章 周期ゼミを追いかけろ!——北米昆虫食紀行
1 セミアイスと素数ゼミ大発生
2 221年ぶりの邂逅 13×17年ゼミ
3 セミを求めてシカゴへ凸撃
4 221年丼を作る
5 昆虫食のメッカ、メキシコのオアハカへ
6 メキシコシティの昆虫食は観光客仕様
第4章 地球ぐるっとサゴワーム食べ歩き――アジアから南米まで
1 脂がのっていて最高に旨い虫=サゴワーム
2 『昆虫食大全』をヒントに、南米ペルーのアマゾンで探してみた
3 マレーシアで棚ボタ的に出会った、ボルネオ島のサゴワーム
4 壮観! タイのサゴワームの缶詰生産企業
5 国際協力×食用昆虫! ラオスでのサゴワーム養殖の取り組み
6 サゴワームの流通手段を探れ
7 サゴワームを求めて
第5章 古くて新しい昆虫食⁉
1 昆虫食とは
2 注目を集める昆虫食
3 昆虫の栄養
4 食用昆虫の輸入事情
5 昆虫産業と昆虫食
6 様々な養殖昆虫
7 美味しい昆虫を食べよう!
第6章 そして美味しい昆虫の養殖へ
1 温帯日本で昆虫養殖?
2 中国へ学びに行こう!
3 野生の親を集めに行こう
4 大豆畑で昆虫飼育! いざ国内初養殖へ
5 さあ美味しい昆虫を育てよう
<巻末付録>
実践! 昆虫食の基本ルール
■著者
吉田 誠(よしだ・まこと)
1990年滋賀県米原市(旧伊吹町)生まれ。東京大学農学部国際開発農学専修卒、東京大学大学院農学生命科学研究科農学国際専攻修士課程修了。商社で会社員として働く傍ら、NPO法人食用昆虫科学研究会の理事として食用昆虫の情報収集・発信に取り組む。趣味はきのこ狩りと釣り、ダイビング、そしてガジェット収集。2023年には東京都ふぐ取扱責任者免許を取得。2025年にトビイロスズメ販売・輸入等を行う株式会社環虫社を設立。

【本書概要】
・書名:世界の虫を食べてみたい 幻の「ミツツボアリ」と「素数ゼミ」を追い求めて
・著者:吉田 誠
・発行:緑書房
・体裁:四六判 224頁 全カラー
・価格:2,970円(本体2,700円)
・発売日:2025年11月28日
・ISBN 978-4-86811-047-7
■お問い合わせ先
株式会社 緑書房 販売部
〒103-0004 東京都中央区東日本橋3-4-14
TEL:03-6833-0560
https://www.midorishobo.co.jp/
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