犬や猫などにふれ合う機会の有無と、飼育・飼育意向率に相関がみられた
ペットフード協会は2025年12月19日、エッサム神田ホール(東京都千代田区)にて「2025年全国犬猫飼育実態調査」のプレス発表会を開催しました。
同協会は、この調査結果を1年に1回公表しており、日本で飼育されている犬・猫の飼育頭数や飼育者についての実態などを知ることができる大規模調査として注目されています。

今回の調査結果によると、最新の飼育頭数は犬が約682万頭、猫は約884万頭となっています(2024年 犬:679万頭、猫:915万頭)。昨年まで減少傾向にあった犬の飼育頭数は下げ止まり、単身と既婚子ありの20~30代では、飼育率が上昇しているようです。
一方で、猫の飼育頭数・飼育率は、昨年同様横ばいが続いているとのこと。
また、同協会は、犬猫などの動物にふれ合う機会の有無と飼育・飼育意向率の相関を調査しました。
調査の結果、犬猫共に、18歳までに動物の飼育経験がある人ほど飼育・飼育意向率が高い傾向にあり、飼育意向者よりも直近飼育開始者のほうが、直近1年以内に直接犬や猫とふれ合う機会が多かったそうです。
ペットフード協会 児玉博充会長は「飼育率の上昇には、直接犬や猫とふれ合う機会を作り出すことが重要だ」と話していました。
なお、詳細な調査結果は下記ウェブサイトで公開されています。
https://petfood.or.jp/data-chart/
【ペットフード協会】
・HP:https://petfood.or.jp/
※同協会プレス発表会をもとに編集部まとめ
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