2026年が始まりました。
本年もよろしくお願いいたします。
連載では昨年のシルクロードの旅をご紹介している途中ですが、年の初めという節目でもありますので、今回は昨年の旅全体を振り返ります。
2025年は、タイ、香港、チュニジア、カタール、台湾、ジョージア、アゼルバイジャン、そしてウズベキスタンの8つの国と地域を訪れました。
タイ
年明けに向かったのは、プーケットと周辺の島々です。強い日差しが照り付けるリゾート地で、観光客の喧騒をよそに、木陰で思い思いにくつろぐ猫たちの姿がありました。美しい青い海も存分に楽しむことができ、穏やかな雰囲気とともに、2025年の旅がゆるやかに始まりました。

香港
2月は香港へ。これまではトランジットで短時間の滞在になることが多かったのですが、久しぶりにゆっくりと街を歩くことができました。市場や土産店、小さな商店の軒先などでフレンドリーな猫たちに出会い、街の活気も味わいました。

チュニジア
5月は北アフリカのチュニジアへ。アフリカ、アラブ、ヨーロッパの文化が混ざり合う独特な空気の中で、のびのびと暮らす猫たちの落ち着いたまなざしが印象に残りました。地中海沿いの美しい景色も堪能しました。

カタール
続いて立ち寄ったカタールでは、博物館や砂漠、ラクダ乗りなど、短い時間ながらもさまざまな体験ができました。日中は40度を超える暑さでしたが、朝夕の涼しい時間帯には、人々の流れに混じって猫の姿を見かけました。

台湾
8月は8年ぶりの台北へ。夏の台湾は厳しい暑さを覚悟していましたが、意外にも過ごしやすく、九份(キュウフン)や猴硐(ホウトン)猫村にも足を運びました。過去の記憶と現在の風景が重なる、懐かしさと新しさを感じる旅となりました。

9月には、ジョージア、アゼルバイジャン、ウズベキスタンの3ヵ国を巡りました。
ジョージア
世界最古のワイン産地ともいわれるジョージアでは、古い街並みの中に人々の暮らしがあり、そのすぐそばでゆったり過ごす猫たちの姿に心が和みました。

アゼルバイジャン
首都バクーは、近未来的な建築と歴史ある建物が入り混じる魅力的な街でした。世界遺産の旧市街では、長い歴史を感じる石畳を悠々と歩く猫の姿が印象的でした。

ウズベキスタン
最後はウズベキスタンへ。念願だったサマルカンドの青の建築群は、実際に見ると息をのむ美しさでした。その他のイスラム建築もたっぷり味わいました。詳しくは次のエッセイでお届けしたいと思います。

振り返れば、2025年の旅はタイの海の青から始まり、サマルカンドの青い建築で締めくくられました。旅先で出会った猫たちの表情や仕草は、街の色彩とともに記憶に刻まれています。
2026年はどんな街で、どんな色に出会えるのでしょうか。楽しみでなりません。
【文・写真】
町田奈穂(まちだ・なほ)
猫写真家。水中写真家・鍵井靖章氏との出会いをきっかけにカメラを始める。「猫×彩×旅」をテーマに、世界中を旅しながら各地で出会った猫たちを撮影。これまでに35ヶ国以上を訪れ、2023年には念願の世界一周を果たす。2023年、2024年に富士フォトギャラリー銀座にて個展を開催。その他企画展やSNS等を通じて作品を発表している。
Instagram:cat_serenade
X:naho_umineko
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