アクアリウムの新定番!水槽を彩る次世代のお魚たち【第7回】コウタイ・テンモク(Channa asiatica var.)

スネークヘッドの仲間であるコウタイ(七星魚)の品種改良により、台湾で誕生したコウタイ・テンモク(天目雷龍)。通常のコウタイよりも、鱗の金属光沢の輝きや細かな発色が目立つのが特徴です。
今回は、そんなコウタイ・テンモクの代表的な2種を紹介します。

どんな観賞魚?

光沢のある斑点・鱗の輝きが、神秘的な色合いを宿す中国の磁器「曜変天目茶碗」をイメージさせることから、「天目」と呼ばれるようになったそうです。「雷龍」は、台湾・中国圏でのスネークヘッドの呼び方です。

「天目」の名で流通している個体は、「コウタイ・テンモク ゴールド(金天目雷龍)」「コウタイ・テンモク ブルー(藍天目雷龍)」の2タイプがあります。

コウタイ・テンモク ゴールド

コウタイ・テンモク ゴールド

黒地の体全体に、金色の細かなラメが敷き詰められるように入る非常に美しい品種です。
全長約30センチメートルにまで成長します。

コウタイ・テンモク ブルー

コウタイ・テンモク ブルー

ゴールドと同様、30センチメールほどに成長します。
全身の鱗が青緑系に強く輝く品種です。

飼育に関するワンポイント!

コウタイ・テンモクは、スネークヘッド類の中では比較的小型ですが、飼育水槽サイズは、単独飼育で最低60センチメートル以上の規格水槽をおすすめします。
弱酸性から中性の水質を好みます。
本種はブリード個体のため、肉食魚用の人工飼料を主食にすると栄養管理がしやすいです。
また、力強く水面から飛び出すことがあるので、水槽からの飛び出し防止でフタは必ずつけましょう。

おわりに

コウタイ・テンモクの存在感抜群の色彩は、一度見たらくぎ付けになります。華やかなゴールドも、少し怪しげなブルーも、多くの観賞魚ファンを魅了します。
あなたも一度、飼育に挑戦してみてはいかがでしょうか?

【執筆】
榎本弘紀(えのもと・ひろのり)
株式会社ジャパンペットコミュニケーションズに所属。幼少期より、お祭りの金魚すくいをきっかけに観賞魚の飼育を初め、熱帯魚の収集、飼育から繁殖まで、観賞魚の世界に惹きつけられる。現在、国内外で新たなお魚を追い求め、観賞魚の奥の深さ・面白さを、より多くの方にご提供できるよう、チャレンジを続けている。
未来アクアリウム ブログ…https://miraiaquarium.com/blog/

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